2012/12/18

尊厳の芸術展 1


 第二次世界大戦中に強制収容された日系アメリカ人が制作した
美術工芸品を集めた展覧会です。



収容所の風景 木の板を彫り込みペンキで彩色






 日米開戦の影響を受け、アメリカ西海岸やハワイの一部地域に住んでいた日系アメリカ人およそ12万人が強制収容されます。


 破壊活動やスパイ活動をするおそれがあると、砂漠や沼地に造られた収容所に送られました。


蓋付籠 葦、玉ねぎを入れる袋で作った紐




 強制的に立ち退きを命じられた日系アメリカ人たちは、手荷物以外の持込が許されず、 家や会社を売り渡したり、やむなく財産を手放したりして収容所に連行されました。

砂漠の中などに作られた強制収容所での生活は3年以上も続きます。





煙草入れ 玉ねぎを入れる袋で作った紐、顔料

 
収容所内の住宅は「バラック」と呼ばれた粗末なもので、個人のプライバシーもない狭さで、砂塵なども吹き込むこともありました。

その頃の生活は必要最低限の家具と食事だけが保証された貧しいものでした。

そのような環境の中で、人々は乏しい道具を使って机、椅子、籠、棚などの日常生活に必要なものをつくっていきました。

しかし、質素な生活用具の中にも、大きさや形などに創意工夫と丁寧な作業という「ものづくり」の原点が認められます。





        左、レース編みの手提げ袋  布、くずの木材、糸、絵の具
           右、造花  パイプクリーナー、ガラス製のマヨネーズ容器




左下は収容所の模型
*作品エピソード (息子さんの話より)

 収容された人々には番号が付けられ、管理するアメリカ人からは、その番号で呼ばれていたため父は、表札を彫り上げると、それをバラックのドアに釘で打ち付けました。
 
「ここにいるのは山市なんだ」と。
日本人は自分の名前に誇りを持っているのだと
父はよく言ったものです。

たとえ無意味かもしれなくても、とにかく前に
進むしかないんだと。それが人生なんだと。
つまり、決してあきらめるなということでした。

                              つづきます。。。 







2012/12/14

The Art of Ironing

     
            『Philips』スチームアイロンのCMを撮影する中で完成した作品







2012/12/12

はんなり つづき

       30年代のジャケットのつづきから。。。

   

前身頃


後ろ裏

前身頃のハ刺し

       後裾裏にポケットを付ける発想が新鮮でした。
       ハ刺しは、とっても細かいです。


ティータイム

     一息ついて。。。
     次は 京都の見所など、地図や資料で説明してくださいました。



 *垣田先生 オススメ展示会

・アルマーニ 『ECCENTRICO展
会場:アルマーニ / 銀座タワー 9F
   東京都中央区銀座5-5-4 
会期:~12月13日(木)
開館時間:11:00~20:00 (19:30最終入場) 入場無料


・ブルガリ銀座タワー5周年記念
『イタリア至高の輝き展』
会場:ブルガリ銀座タワー 4F
   サローネ コンドッティ・8F プライベートラウンジ
   東京都中央区銀座2-7-12
会期:12月30日(日)まで
開館時間:11:00~20:00 入場無料

  *オススメDVD

「エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン」

*****

 楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまいますねー。
普段、高級生地を扱うことがない私にとって
とても勉強になりました。
そして、実際に着用して着心地の感覚をつかむことは
大切だと改めて感じています。

垣田先生、貴重な資料やたくさんの情報を提供してくださって
感謝しています。
会をひらいてくださり、ありがとうございました。
もっと、お話をお聞きしたかったです〜。
又、次回を楽しみにしています!!







2012/12/11

はんなり

        
  先日、「垣田先生と楽しくすごそう会」がありました。

  会場に到着すると、テーブルには素敵な 絵はがきに
  御菓子が添えられていて、垣田先生が出迎えてください
  ました。

  参加したみなさんとも 久しぶりにお会いするので
  心がはずみます!





        最初に、講習会の時の様子から。

      
 イメージ画像        デザイン画          
  
      

         使用した生地です。
 

     ジョン・キャバンディッシュ(John Cavendish)は1998年にイギリスで
    創業したスーツ、アウター、ボトムス用ファブリックメーカーのブランドです。





         こちらはインナーです。
 
    


        講習会の映像をプロジェクターで見せていただきました。
        
        モデルさんは、身長が170cmくらいだそうです。
         肩のラインが美しい〜
  



        パターンです。
        袖山のイセ分は7cmほど入っているそうです。




         こちらは以前、ハトホルの授業で作ったジャケットです。

        試着させてもらいました。
        肩から胸にかけて厚みがあると、見え方が違いますし
        背筋がシャンとします。
        袖下のかま底位置もピッタリ!



       そしてそして、30年代に作られた貴重なジャケットを
       持ってきてくださいました。


           わ〜、みんなの手がのびるー


                      つづきます。。。


2012/12/01

GOOD DESIGN AWARD







「デザインあ」が2012年グットデザイン大賞を受賞しました。
海外からも高い評価を受けている番組です。


概要

 デザインとは、人とモノ、人と人との関係を「より良くつなげる」ための
観察・思索・知恵・行動のプロセスである。
そのようなデザインの面白さを子どもたち に伝えるのが「デザインあ」。
毎回、第一線で活躍するデザイナーが、子どもたちの周りに当たり前に存在
している様々なモノや仕組み、人々の行動などをデザインの視点から見つめ
直し、ユニークな映像と音楽で表現する。

その目的は、未来を担う子どもたちに、より良い社会を作るために
「デザイン」が持っている役割に気づいてもらうこと。そして、物事を多角的に
とらえる力や本質を見抜く洞察力、さらに新たな価値を生み出す創造力など、
デザイン的な思考を育てることである。

*****

 番組をよく見てくれているのは小学校入学前の子供たち、次が30代の大人たち、
そして小学生らしいです。

私は一度もこの番組を見たことはありませんが、HPを
チェックしてみました。 http://www.nhk.or.jp/design-ah/

興味をもったのは、様々なジャンルのデザイナーが子供たちに
デザインの心を語る「デザインの人」。

自分の好きな場所を見つけてみよう!

そこにいると気持ちがよかったり、安心したりする場所を見つけてください。 建物の中でもいいし、自然の中でもいいです。 そして、どうして自分がそこにいると気持ちがよかったり安心したりするのか考えてみてください。
そうすると、自分なりの居心地のよさ、好みがわかるようになると思います。 それが自分なりのデザインの始まりになるはずです。 なので、みなさんぜひ、自分の好きな場所を見つけてみよう!

本物を見て、自分なりに感じてみよう!

いろいろなことを本やテレビで知るのもいいのですが、できることなら実際にその場所に行って、 見たり聞いたりして感じるということをしてみてください。 例えば、古いお寺に行ってじっと古い建物を観察してみたり、 動物園に行ってある動物をじっと観察するのです。 本物にふれるといろいろなことが伝わってきます。 そこで感じることは人によって違いますが、それでいいのです。 あなたなりに感じたことを大切にしてもらいたいと思います。
なのでみなさん、ぜひ、 本物を見て自分なりに感じてみましょう!

形ではなく、モノが生まれた理由について考えてみよう!

たとえば、照明器具でいうと、外側の形をデザインするのではなくて、光そのものをデザインするということです。 あるいは、椅子でたとえると、椅子の形ではなく、座るという行為について考えるということです。 みなさんも、形ではなく、モノが生まれた理由について考えてみましょう!
                   
                           「デザインあ」HPより抜粋


「デザインあ展」が、来年開催されることが決まりました。

   期間:2013年2月8日(金)~6月2日(日)
   場所  : 21_21 DESIGN SIGHT
 

 HPを見るだけでもワクワクします。
映像や音楽がプラスされると、どうなるのかが気になるところ。
純粋な気持ちで、ものごとを捉えることって大切!



           

2012/11/26

自然との共生


 工房の日常を記録したドキュメンタリー映画「紫」
トークイベントと共に行ってきました。

工房の吉岡更紗さんより

 この映画は、川瀬美香監督が工房の近くに住まいを借り 1人で全て撮影し、監督からは特に指示はなく、時々質問が入る程度で 自然な形だったので、しばらくは撮影と気づかなかったそうです。


この映画の大半を撮っていたのは2011年の冬で、その3月には東北の震災があり、とても感慨深い年だったということを語ってくださいました。


客席から「好きな色は何色ですか?」の質問に対しては『やはり紫です』と答え、
【此の糸】と書いて 紫 と読み、また【ゆかり】という縁を結ぶ 意味もあるそうです。
 

紅花で染める
江戸時代後期から染屋を営む「染司(そめのつかさ)よしおか」の
5代目当主、吉岡幸雄(よしおか さちお)さんは、40歳を過ぎた頃より 家業を継ぎ、染師 福田伝士さんと共に植物染による日本の伝統色の再現に取り組んでいます。

それまでは、 出版広告の仕事をしていました。(27歳の時に美術図書出版「紫紅社」を設立、
広告のアートディレクターなども務めてます)

 

1200年ほど続く奈良 東大寺のお水取り。十一面観音には和紙による椿の造り花がささげられる。















******

 職人の生き方、ものづくりのあり方、その前に人としての在り方なんだと
改めて感じました。

生き方って、顔に出ますね。
私もそういう歳のとり方をしたいと思いました。

それにしても、「私ってなに人なんだ?」と思わず書きながら
つぶやいてしまった。。。
日本のこと、何にもわかってなーい。






*鎌倉長谷寺にて開催中

染司よしおか 吉岡幸雄展 「日本の四季展」
紅葉と植物染布のインスタレーション 
期間:平成24年11月23日(祝)~12月9日(日)
http://www.hasedera.jp/index2.html


*NHK Eテレ「課外授業ようこそ先輩」再放送決定!

「豊かな色の世界を知ろう」講師: 吉岡幸雄
2012.12.14(金)19:25〜、16日(日)14:00〜 NHK Eテレ


*NHK BS新番組『新日本風土記』
 
吉岡幸雄出演「京都 色いろ」再放送

2012.11.26 (月) 17:00〜17:57 テレビ出演




2012/11/25

なごむ

 
 髪をカットしに、友人のヘアサロンへ行くと、そこにはダンナさまの作品が飾ってありました。

ダンナさまは、IT関係のお仕事をしているのですが、独学でクレイアートを作っています。

とってもかわいいので、紹介します!








楽しい色づかい


天井まで凝ってます!


去年頂いたカード。かわいい〜




    情熱って凄いなーと、改めて感じます。
   いつか、個展をする日を楽しみにしてまーす!!