2013/06/23

花のバイオテクノロジー

 先日、世界初となる青い胡蝶蘭を観に、松戸の千葉大学に行ってきました。

 去年のJFW-IFFで出会った三位達也さんのご縁で、
貴重な体験をすることができました。




遺伝子組み換え植物は法律上、決められた場所に置いておかなければならないそうで勝手に植物を持ち出すと逮捕されるのだそうです。






この品種(ピンク)に遺伝子を入れてブルーをつくります。

 
*青い胡蝶蘭ができるまで


 ピンクから小さな芽をとり、試験管の中で人工的な環境で培養する
      ↓
       
 細胞の塊で、どんどん増える
      ↓
      
 条件を変えてやると、そこから芽がたくさん出る
        ↓
      

 元の培養物に遺伝子(今回はツユクサの遺伝子)を入れると、一つの細胞に遺伝子が入ったり、入らなかったり いろんな事が起き、たくさんの塊の中で遺伝子が入るような現象というのは、まれにしか起こらない

花びらの先にピンクが残っています







遺伝子を入れる作業をしてから4年たってやっと咲いたということです。


元の母体から芽をとって培養することからはじめたら、7、8年は経っているそうです。




現在の花は、あと1ヶ月ぐらいで花がなくなるとのことですが、
来年も花の展示会があるそうですよ。

                   つづきます。。。







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