2012/02/25

エレガンス中毒

昨日、USTREAMとニコニコ動画で野宮真貴さんのLIVEが配信されていました。
3万人ぐらいが視聴していましたよ。




スタイル抜群で、オシャレな野宮さん。
LIVEが始まる前に2008年のリサイタルの映像を流していまして、その衣装の一部です。


両サイドのフリルはダンサーでした!

ティアラです




野宮真貴リサイタルVol.2『エレガンス中毒』のダイジェスト映像を見つけました。
この時の衣装は、岩谷俊和さん(DRESSCAMP)です。

「エレガンスとは生活を美しくするために、とことんそれにこだわる生き方にあるのではないでしょうか?」と舞台から伝えていました。





2012/02/23

思いを伝える

大宮エリー「思いを伝えるということ」展 に行ってきました。

エリーさんのコメント

最近、雑誌でこういう依頼が重なりました。

「人に何かを伝えるということが怖かったり苦手意識に苦しんでいる人が多いので、
その方にコミュニケーションのしかたを教えてください」

驚きました。
こんなに今、コミュニケーションに悩んでるなんて。

私だって、伝えられなくて、もどかしくて、臆病で、嫌になって、そんな経験があるから思うんですが、
伝えないと、ゼロになっちゃうと思うのです。
 
言わないと、なかったことになっちゃう。
ありがとう、ってすごく思っていても、それを伝えようとすることから逃げると、
私のありがとうという気持ちが、存在しない事になっちゃう。
そう思うと、そちらのほうが恐ろしくて、だから、勇気をだして伝えるのです。
たとえ、伝わらなくても。伝えようという努力をするというか。
 
だから、上手く伝えようとしない、ってことだと思うのです。
ありがとうをうまく伝えるにはどうしたら、と考えるから自信がなくなるわけで、
シンプルに、ありがとうをたくさん言う方が伝わるんじゃないかな、と思うんです。

ありがとうを、10回。
それでいい。
 


そういうことを、展覧会で表現できないかなと思いました。
思いを伝えるということが、どういうことなのか、
そのイメージ、感覚を味わってもらい、楽しんでもらい、今一度体験してもらう。
 
思いを伝えるということがどんなに心細く、時として勇気がいることであっても、 
そのことの高揚感、伝わったときの達成感、伝えようとする行為の生き生きとした躍動感、 
感動、伝わったときの言いようの無い切なく、奇跡的な感じを思い出してもらえれば、
きっと、この展覧会をあとにしたとき、そのひとは大切なひとに電話したくなったり、ご無沙汰してしまっているひとにお手紙を書きたくなる。

そんなふうに、なったらいいなと、思っています。

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壁に、思いがちりばめられた言葉が並んでいます。
改めて言葉の持つ力を実感しました。

扉を開けてみると違う世界が広がっていて、そこには暖かい空間がありました。


布に書かれたメッセージ






「思いを伝える」ことで、自分を知ることができる。
もしかしたら、そうすることでしか自分を知ることができないのかもしれない。
その気持ちを受け入れられなかったとしても、
湧き出た感情を確認できただけで、何かが動きだすんですね。きっと。

”聞いてくれる人がいるから、話すことができる”って言葉を思い出しました。
相手がいてこそなんですよね〜
やっぱり、人間っておもしろい!


2012/02/21

Coffee Corset




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グレイス・デュバルさんは、コルセット作りのクラスを取っていて、最初の課題は
紙からコルセットを作ることだったようです。
ボディーの主要な部分はコーヒーで染まったフィルタから作られています。
サイドの羽みたいな部分は業務用などに使用されるフィルタで覆われていて、
段ボールで支えられています。
トップの周りはコーヒーかすなんですよー。
ちゃんと、着ることができるんですね。
かわいい!!

2012/02/20

ジャンヌの鎧






シカゴのデザイナー、グレイス・デュバルさんの作品です。彼女は現在、シカゴ美術館附属美術大学でファッションについて学んでいるそうです。
素材はなんと、自転車のチューブとペーパー・マッシュ(紙粘土)、ボルトナットでできているんです。
制作に当たって彼女は、出来るだけ忠実に再現しようと考えて、歴史書を紐解き、実際にジャンヌが着た鎧を詳細に調べたとあり、型紙を作るだけで2~3週間も費やしたみたいです。

つづきます。。。

2012/02/15

ホルスの講習会

ホルスのジャケット講習会に参加しました。

今回は、細腹後ろ側のアイロンワーク、裾ヘム芯の据え方、ショルダーラインと肩パットの形、AHの形状の捉え方、衿のくせとり、裏袖の取り方など学びました。
又、中間アイロンの大切さや、着心地のこと、型くずれを防ぐテクニックなど
教えていただきました。

 
仮縫いです。袖付けは、まだピン打ちの状態です。

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「アイロンワークとは線のない所にラインを出すこと。
身体の線をだしてあげることを意識してアイロン処理する」

垣田先生の手にかかると生地が息を吹き返すみたいだ。
ふっくらとして、なめらかなラインが出来上がる。
”魔法の手”なのです。

”どうしたいのか”という意図があって、作り上げていく。
トワルを作る時にも、もっと身体を意識してやってみようと思います。

垣田先生、ありがとうございました。

*おまけ

垣田先生の資料を一部写真に撮り、文字に起こしてみました。
ぜひ、お役立て下さい。