2012/05/27

KATAGAMI STYLE

三菱一号館美術館の展覧会に行ってきました。


着物やその他染織品の文様染に使われる日本古来の型紙は、この時期に西洋にもたらされ、その美しいデザインや高度な技術が高く評価されて、当時西洋各地で起きた美術工芸改革運動に大きな影響を与えました。
  
本展は、19世紀末から20世紀初頭にかけて西洋に渡った日本の美術工芸品の中でも特にこの型紙に注目し、型紙が西洋の芸術家たちの創作活動にどのような 影響を与えたのかを紹介する日本で初めての試みです。

日本で生まれた型紙が海を渡り、染色という本来の用途を超えて自由に解釈され、アール・ヌーヴォーを はじめとする西洋の美術工芸改革運動の中で豊かな広がりを見せていった様相を、約400点の作品とともに俯瞰する展覧会です。




1千余年の歴史がある「型紙」は、江戸時代中頃から明治時代前期に隆盛を極め海外にも輸出されてジャポニズムの一端もになった。




型紙の歴史の紹介にはじまり、イギリス、アメリカ、フランス、ドイツと国別に型紙に影響を受けた作品の紹介や、現代において生きつづけるデザインの例を紹介しています。


この型紙クールです!




型紙(左)影響を受けた作品(右)


型紙

影響を受けた作品

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繊細で大胆な構造。作品を作る為の型紙なのに、作品になってます。
ずーっと見ていても飽きない。
「色あせない」って、こうゆうことだわ〜と思いつつ、
今まで海外の芸術作品を見て、うっとりしていたものが、日本の「型紙」の影響があったということが、この展覧会でわかりました。
個人的には江戸小紋の柄なども好きです。
そして最近、江戸の文化について、とっても気になっております。

お目当てのものがグッズ売り場にあったのですが、人気でずーっとSOLD OUT
なんです。
その名も「DESIGN NORI」 海外でも紹介されているんですよ!
レーザーカッターで切り抜いた海苔です。
どう使おうか考えるのが楽しくなります。






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