2012/05/25

Design of the Year 2012 London

132 5. ISSEY MIYAKEは、デザインミュージアムロンドンアワードに
選ばれました。 

「デザイン界のオスカー」ともいわれる「デザイン・オブ・ザ・イヤー」は、ロンドンのデザインミュージアムが、過去12ヶ月の間に発表された世界のデザインから、最も革新的で魅力的なデザインとして選定したデザインに与えられる賞だそうです。

マジックを見ているようです

「132 5. ISSEY MIYAKE」についての記事を見つけました。

プロジェクト名の数字にはそれぞれ意味があり
「1」一枚の布が、
「3」三次元の立体造形を経て、
「2」二次元の平面に折りたたまれ、
 半角の余白後に続く「5」は、5次元を表す。

 時間を加えた4次元を飛び越えて、折りたたまれた造形を着用することで、衣服としての生命力が広く放たれることを示す。それと同時に、服に込めた考 え方が、さらに次の段階ー未来・宇宙ーに進んでいくことに対する思いも含まれているという。

キーワードは「再生・再創」

素材は帝人ファイバー株式会社が開発した再生繊維。PETボトルやポリエステル製品から、高純度のポリエステルにもどすという 高度精製技術からできたもの。この技術による製品を回収すれば、繰り返し再生しても品質悪化や劣化の心配がなく、石油から新たに製造することと比べて、エ ネルギー消費量、CO2排出量ともに約8割の削減が可能だという。当然ながら、Reality Labでは、着やすい衣服となるように、織物産地も加わって、繊維そのものにも独自の工夫も加えているという。

「驚きと喜び」のある服づくり

三角形が核となった図形をプリントした一枚の布を折りたたみ、プレスをする。縫製工程も必要ない。身体に支点を求めないという構造は、衣服の概念を超えた衣服であり、従来とは、完全に異なった次元の服づくりの方法 論を衣服にもたらした。
「構造体=構造による造形」の衣服は、服飾史上の大革命なのである。
驚きをもたらす服の提案というだけではなく、環境、服づくりの今後に向けた提言をも含むプロジェクトである。





*********

プロジェクト名の意味を読んだだけで、2回ほど心が跳ねた。
新しい発想、試みは、物づくりに対して純粋に向き合う事で生まれるのか?
そんなに簡単ではないことはわかっているけれど、サイズ感を重視している
自分にとっては、とても刺激的な記事でした。
頭をやわらかくしたいなー。


0 件のコメント:

コメントを投稿