2013/05/29

いのちの色

先日のプロフェッショナル仕事の流儀は染織家の志村ふくみさんでした。

人間国宝に認定され、現在88歳になられたそうです。

草木染めは、植物のいのちを奪う行為。
強い覚悟を持って挑むとおっしゃっていました。

染めに関して「導きの書はないけど、導きの色はある。それを追い求めているんです」

この言葉は心に響きました。


絹の糸を染める仕草は、飴を練っているようにも見え、とても艶やかです。

空気に触れると、パッと色が変化して光るんですね。
(糸が絹なので美しいです)



染めの中でも藍の色は特別だということが映像でよく解りました。

藍の華

 藍を発酵させるために、小麦の糠やお酒を使用するそうです。

生きてる 〜。育ってる!
小さな宇宙!!

時間と共に、色の変化が楽しい。


ちなみに、水に溶けない藍を発酵という過程で可溶化させ染色出来る状態に
することを「藍を建てる」と言うそうです。


 再放送は5/31(木曜深夜)午前0:40〜   1ch です。







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