2013/05/01

EAMES


 5/11〜公開される映画「ふたりのイームズ」の先行上映会に行ってきました。

イームズ・チェアの誕生秘話と、夫妻の軌跡のドキュメンタリーです。







  「理解することを他人任せにしない、それがイームズ式デザインの秘訣。1つのアイデアを出して捨て、50のアイデアを出して捨てる。いくつか試作品も作り、ダメなら捨てる」

「デザインは、お客さまに対して、良いもてなし役にならなくてはいけない。さまざまな人が座る椅子を作るために、大勢の体形と姿勢の平均値を把握することから僕たちは始めた」

「僕たちのエネルギーがどこから来るか。いわばボードビル芸人のようなもので、30枚の皿を同時に回しながら、落ちそうな皿をすばやく直しつつ頑張り続けているのに近いんだ」




「私は画家になるための勉強をしてきたけれど、たとえ家具や映画の仕事をしている間も、絵をやめていた気がしない」

「絵もデザインも、写真も同じ。フォーマットが違うだけで、やることは同じなの」

「"最少の材料で最大のお客様に最高の商品を"というのが根本にあったから、私たちは大量生産に興味を持った」


                        http://www.uplink.co.jp/eames/ より抜粋

 ******

イームズと言えば、家具のイメージが強かったのですが、
 おもちゃ、建築、映画まで作っていたんですね。
どんな映画を作っていたのか、とても興味があります。

イームズ・オフィスにいたスタッフや家族に、インタビューを通じて
二人がどんな人柄なのかがよくわかります。
レイのファッションも  絵本から飛び出てきたような
チャーミングな印象です。

でも、単なる美しい物語だけではなく、リアルなところが良かったです。
(チームとして作品をつくっているのに、代表のチャールズだけに
スポットライトがあたる嫉妬心とか、最後の方には愛人まで登場!)

作品が長く愛される秘密が、映像として残っているのは嬉しい!
オススメ映画です!!









0 件のコメント:

コメントを投稿