2013/10/29

カラーユニバーサルデザイン

伊賀公一さんによるトーク「カラーユニバーサルデザイン」に参加して


カラーユニバーサルデザイン(CUD)とは

色覚タイプの違いを問わず、より多くの人に利用しやすい製品や施設
・建築物、環境、サービス、情報を提供するという考え方のこと。

色を認識する感覚=「色覚」はだれひとりとして同じではない。
人間がもつ遺伝子はどれも多様なタイプがあり、そのうちのいずれか1つを
「正常」と呼ぶことはできないとの考え方が定説になりつつある。

色覚を「正常」と「異常」に線引きして分けるのをやめ
C、P、D、T、A の5種類の色覚型で対等に扱うことを提唱しています。

C型  一般色覚者        日本人男性の約95%
                     女性の約99%

P型  赤と緑が同じ色に見える  男女合計数 約1,5%
    (赤を暗く感じる)

D型  赤と緑が同じ色に見える  男女合計数 約3,5%
   (赤は明るく感じる)

T型  青と黄色が同じ色に見える 男女合計数 約0,001%

A型  全てがモノトーンに見える  男女合計数 約0,001%

色弱者にも配慮しデザインすることは、「整理された見やすいデザイン」が
作られる。



参考映像





*ファッション専門学校の色彩指導をされている方からの質問

PCCS 色相環
Q. 生徒の中に色弱者がいる場合、どのように指導したら良いのか?

A. その人の色の認識が大切 。
デザイン会社こそ、色の仕組みがわかっている色弱者の方が必要になってくると、おっしゃっていました。



 
*****

普段あまり意識していなかった色の役割について学びました。

                      つづきます。。。



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