2012/07/17

これからの学びの姿勢

最近の面白かった記事 「日本の人たちのいいところ」

糸井重里さん ×  パトリック・ニュウエルさん さんの対談です。

*パトリック・ニュウエルさんは「TED」を日本に持ってこようと、
2009年に「TED」の公認ローカルイベント「TEDxTokyo」をトッド・ポーターさんと
共同設立された方です。


「今の日本のいいところはどんなところだと思ってますか?」
という質問に対して糸井さんは

『「大きい」だとか「強い」だとかの、一般的に評価されている
わかりやすい価値に対して、「そういうことの価値『じゃない』ものの価値」
というのを、昔から知っているのが、日本人だと思う。

そして日本の人の持っている価値観の良さには手間や時間のかかることを重んじるし、
自分たちがそれをつくるときも、手間や時間をかけること自体を楽しむっていう。   
そういった時間のつかい方とか喜びの味わい方って、
これは誰にも教わってないんだけど
日本の人はみんな、持っているように見える。

先にお金があるんじゃなくて、
仕事すること自体や、その喜びが先にある。
これは、西洋の人たちにもわかってもらえる
日本の良さだと思う。』と語り、

パトリックさんは

『日本のすごいところは、みんなが、「学んだり成長したり」することにも、
「人にあげたり、シェア(共有)する」ことにもとても心を砕いてるように
見えるんです。そして、日本って本当に「品」がある。
日本みたいな国はほかにありません。』とおっしゃってました。

21世紀型の学びの姿勢、「IREE」

これからの会社やこれからの生き方において、
さまざまな場面で問いかけるとよさそうな
4つの質問の頭文字をとったもの。

1、「それはおもしろいか」(Is it Interesting?)
2、「それは意味を成しているか」(Is it Relevant?)
3、「夢中になれるか」(Is it Engaging?)
  とか「夢中になっている人はいるか」(Is the person Engaged in it?)
4、「人々がエンパワーされているか」(And are the people Empowered?)

(※「エンパワーされている」:直訳は「力を与える、元気にさせる」ですが、
この問いかけの場面だと、「何かをやろうとする人々にとって、
それをやれるだけの環境がととのっているか」というようなことで、具体的には、
「やってもいいだけの権限があるか」「自由にやれるか」といったこと)

この4つが満たされていることが、
21世紀型の人々の姿勢であり、
21世紀的なものの考え方であり、
21世紀の人々のつながり方だと思っている。とパトリックさんは語っています。

他にも「日本の価値観」「黙っている人の考え」「集合知」など
興味深い話が盛りだくさんです。ぜひ読んでみてくださいね!

http://www.1101.com/patrick/index.html

とっても心に響いてワクワクした対談の内容でした。
目には見えないけれど、その場所への敬意や表現方法(お祭りなど)は
好きなところです。又、人に喜んでもらう事が大好きな人種なんじゃないかなーと
私は思っています。

パトリックさんの4つの言葉は速攻メモです!
「TEDxTokyo」もライブで聞いてみたいと思いました。




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